第2回定例講義
2011.9.4(日)10:45〜
「親子について」
        
〜親子の情愛と憎しみ〜


お客様からの感想

  講義を聴かせていただき有難うございました。
28年+25年の泣・笑・感動・・・共生して来た日々を振り返り「なるほどそういう事だったのか〜」とか「一・二・三の関係」とか興味深く聞き入りました。

 子供達と手を繋ぎ、歌いながら歩き、寝る前の読み聞かせをしました(娘は絵本中心、息子は戦い者ヒーロー中心を選びました)。授業参観は自分がもう一度小学生になれた気がしてワクワクしたし…子どもって育ってくる間にいっぱい幸せを親に与えてくれます。
 後は、自分の人生を良きパートナーにも出会ってしっかり歩んでくれたらと願うだけです。

  この年になると今度は子として自分の親との関わりを考えています。「薪」ですものね。

 色々考える良い時間を与えて下さり有難うごいました。


                              KAU
                        
          
寺千代ブログ〜少年老いやすく学なり難し〜のコメント欄より

お客様からの感想


  こんにちは。

  昨日はありがとうございました

  とても楽しい時間が過ごせて、夜になっても気持ちが高ぶってなかなか眠れなかった程です

  本で読んだりすることはありますが、あんな話をじかに聞けるなんて、私にとってはとっても貴重な体験です

  心に響く言葉もいくつももらいました

  大袈裟に言うと、子育てしてきた22年間を肯定していただいたような(自分でもよくやったとは思っていましたけど)
できれば1日中でもかまわないくらいでした


  仕事してサッカーの応援もしなくちゃいけないし、なかなか時間が取れないんですが、自分には心の栄養になる時間ですからまた頑張って参加したいと思います

  ちょっと思ったんですが、これから占いは再開されないのでしょうか?
  自分は占いよりも昨日のような形でお会いできることがむしろ嬉しいと思いますが、占いで救われる人もやっぱりいるのではないかと、というか、せっかくの寺千代さんの知識や技術がもったいない…と思ってしまったのです
確かに、若いお姉さんがネットで予約して恋愛相談(本人にとっては大問題かもしれませんが)程度では、私でも自分の頭でよく考えなさい!と言ってやりたくなりますが、どうしても…の時には相談できるかも、という存在だけで誰かの心の支えとなれるなんて…どれだけすごいことでしょうか?羨ましいくらいです
  人は、聞きたい人の言葉しか受け入れませんからね

  たとえば、具体的に個別に相談できなくても、昨日のような形でいろんな話を聞いて、合宿してゆっくりみんなと一緒にいろいろ考えたら、悩んでる人が自分で答えを出せるようになるかもしれませんね(それじゃあ怪しい宗教みたいですか・)

  ところで、サッカーの応援もいろんな葛藤があるんですよ〜
今、私の応援しているチームはクラブ史上初の7連敗、記録更新中です何千、何万人のサポーターがやけくそになって必死に応援してます
うちのサポーターは世界一優しいと言われていて、どんなに負けようとサッカーにつきもののブーイングをしません
ひたすら大丈夫、頑張れ、の応援です
それはそれは懐の深い母のようです^_^;

勝つために、選手、スタッフ、監督、サポーター…文字どおり一体です
負けたあとはみんなでぼろぼろ泣きますが、また競技場へ行きます
こんなに一生懸命になれる相手がいて、心が通じ会う同じチームの、全国の各サッカーチームのサポーターがいて…まぁ結局とっても幸せなんです

好きなことって本当に大切ですね

生きるエネルギーですね

すみません、長くなりましたが、ブログチェックしてまたできるだけ参加させていただきます

奥様にもよろしくお伝えくださいませ
ありがとうございました

               講義後にいただいたお客様からのメールより


講師の言葉

 第2回、定例講義ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 当日は、 20代、30代、40代、50代の女性と、70代の男女合わせて8名の方にお集まりいただきました。

 今回は、「親子」がテーマとなりました。
いらした皆さんにとって、もっとも身近な問題ということで、講義が終わってからも、自然と、それぞれの親に対する気持ち、子に対する気持ち、親であること、子であること、皆さんの体験が言葉となって表れました。

 講義の中で申し上げましたが、人は決して一人では生まれてきません。
 たとえ、ご両親と生死別された方であったとしても、子は必ず親の元から生まれてきているのです。
 今回は、実際に鑑定の中で私が観て来た、親と子の様々な関係についての事例を出しながら、皆さんの意識の反応を拝見しておりました。皆さん、それぞれがそのお家により違う親子関係を、皆さんなりにりっぱに築きあげられていらっしゃる方たちです。しかし、さすがにそれをまったくの他人事と捉える方は一人もいらっしゃいませんでした。私のお話ししたいくつかの事例を、皆さんそれぞれの想いを込めて真剣に聞いていらっしゃいました。

 私は、今回ひとつの冒険を致しました。

 若干41歳。子供を持たない私が、目上の、すでに親となり、またあらたな意味での子としての立場に立っていらっしゃる方々に向かって、親と子を論じるその姿を、私自身の両親に見てもらいました。
  私の両親は、良いものは良い、ダメなものはダメだとはっきり言いますから、いちばん厳しい目で、私が本当に親と子について、理解できているのか、その場で観てもらったんです。

 答えは、前回に引き続き「良かった」でした。今回は、実際のお客様の事例を何件かご紹介しましたので、それがとても良かったようでした(悪かったら途中で物言いすると言っていました)

 KAUさんが感想の中に書いていただいた、「一は二を生じ、ニは三を生じ、三は全てを生ず」という言葉は、易経に出てくる有名な言葉ですが、これを親子関係のテーマの中でお話ししようと思ったのは、講義の三日前でした。こういったことは、頭で考えていても出てくるものではありません。でも、このお話しをすると決めてから、私が今回皆さんにお伝えしなければいけないことが、はっきりと決まりました。

 占いについて申し上げると、私は若い方に嫌になったのではありません。
 自分も通ってきた道です。自分もお世話になった道です。
 
 そうではなく、私よりも人生の先輩であるはずの、年上の方々の醜態とマナーの悪さに、人として傷ついたのです。
 そうですね。いつか、男である私が女性について語る日が、またあると思います。占い師とは違いますが、私達の大先輩に当たる著名な御仁が、haji-wo-sire!とおっしゃっていますが、確かに。男も女も恥を忘れているかも知れませんね。
  私が、紫微垣を通じて、この国に取り戻したいものは、「恥ず心」かも知れませんね。

 この国に正道を!取り戻していきましょうね。

                                              寺千代


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