紫微垣(しびえん)
第2期第6、7回

2012.5.20(日)11:00〜
2012.5.27(日)11:00〜

講義内容                      
        いじめについて
    〜誰も語らなかった「なぜ、いじめるのか?」〜


 立腰 3分間
 素読 『論語』
      

 「里仁第四」八、

 
子曰く、朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり。

 
「為政第二」四、

 子曰く、
 我十有五にして学に志す。
 三十にして立つ。四十にして惑わず。
 五十にして天命を知る。六十にして耳順う。
 七十にして心の欲する所に従えども矩(のり)を踰(こ)えず。



講義

T人はなぜいじめをするのか
 1.鑑定で観た事例
 2.アメリカで行われたある実験
 3.いじめの定義

U日本人の正義感を問う
 1.おとぎばなしに見る正義感
 2.鬼の正体
 3.士農工商

V人類の人種差別を問う
 1.中華思想
 2.白人至上主義

Wくさったみかんの方程式
 1.人と違って何が悪い
 2.隠り身とは神である
 3.聖書に見るジェラシー

Xいじめに負けない強い自分を作る
 1.いじめに負けない克己秘伝

〜エピローグ〜
  歓談 〜今日の感想〜
                   
   

塾生からの感想


 本日も楽しく学べました、とても充実感たっぷりな内容でした。
「いじめ」について……誰にでもある問題なんだと改めて感じました。
 
 私は劣等感の塊、ジェラシーだらけです(^_^.)
 自信を持って心穏やかに優しくいたいですね。!
 
 Iさんともお会いできてよかった。明るく楽しい方、またお話したいです。
 紫微垣を通して、楽しい優しい人々が沢山繋がるといいですね。
皆笑顔で幸せになります!
 
 先生凄いことしてますね……(^^)
 
 有り難うございました  

                                  yさん



 日曜日はありがとうございました!次回の紫微垣も参加させていただきます☆
 ここのところ、家族・実家・職場と次々と面倒なことや厄介なことが続き嫌気がさす毎日を送っていました(T_T)

 人形を透して先生からストレスが溜まっていると言われた時は驚き!!ました

 帰りにもう大丈夫ですよと言われて、『よし、もう気にせず自分の思った通りにやってみる!!』と…

 次の日の息子の誕生日と金環日食○のバワーにも手伝ってもらいながら、ちょっと考え方を代えてみたら、まだ二日しか経ってないのに…各問題が↑↑↑になってるみたいで(゜o゜)

 今、気持ちが少し落ち着いた状態になってる気がします(^_-)-☆

 紫微垣に参加させていただいて先生の人柄は勿論ですが、Tさんも楽しい方・・で久し振りの紫微垣に行かれて満足感いっぱいで帰宅しました(^^♪

 毎週、参加できれば良いのですが仕事の休みの兼ね合いで難しいと思いますが、都合のつく日は是非出席したいです☆

 長々とすみません…今日、仕事がお休みなので朝からメールしちゃいました・・(^^)
 
さぁ、お天気・が良いので洗濯、布団干し、掃除と…現実に戻り主婦しま〜す(^_-)では、ヨロシクお願いしますm(__)m


                               Iさん



                     塾生の皆さんからいただいたメールより
                     (アイコンを顔文字に変換しました 「寺」


塾長の言葉

 このテーマは、私が3年くらいあたためていた、大切なテーマでした。
 
 ちょっと重いかなと思いましたが、皆さんが真剣かつ、とても明るく真面目にこの議題について、興味を持ってくださったので、とても嬉しかったです。

 yさんがおっしゃっていることは、実はほとんどの人間に当てはまります。
 私もそうですし、劣等感がないなんて方は、たぶんいないですよね。
 あえてそれを自覚し、そのようにご自分を言えることは、素直で強い心を持っている方なんです。とても勇気のある方ですね。



 また、Iさんがおっしゃっていた、「いじめと教育は紙一重」という言葉に、興味をひかれました。
 世の若いお母さん方の、公共の場での目に余るしつけの仕方などに疑問視する声が、たくさん出ました。
 これなども、何を以て良しとし、何を以て悪とするかが明白でない故の風潮ですね。核家族化が進み、親も社会の中の一人の人間であるということを子供が知らされず、また親自身も教わる機会を得られず、ただただ自分の感性と本能だけで子供を育てているという現実があるのだと思いました。



 教育には、知育の他に徳育というものがあって、人としてあたりまえのことを教える場が人間にとっては本当に必要なのですが、これが極端に少なくなってしまいました。海外であれば、宗教がその役目を担うのですが、現代の日本では、バラバラです。



 新しいこと、ものめずらしいことをやるのが宗教ではなく、先人があたりまえに長年やってきた教えを、そのまま次の世代に伝えていくことが、宗教です。日本では神道にあたります。神道は、何か特別な教えと思っていらっしゃる方もいますが、そうではありません。私達日本人の生活の中に、あたりまえに行ってきたそのひとつひとつが神道(日本人の魂)なのです。神社に行ってしきたりうんぬんは、それらのほんの一部に過ぎません。神棚があろうが、なかろうが、他の宗教を拝んでようが、日本人である以上、神道の世界観に生きているのです。



 そしてこの神道こそが、道を見失ってしまった私達に、正しい生き方を教えてくれるもっとも良心的な道に他なりません。いろんな情報があるので、あちらでもこちらでも同じようなことを言っているかと思いますが、心のどこかにこのことを覚えておいていただければと思います。


 講義では、お話ししなかった内容ですが、あえて形を成さずとも皆さんのDNAの中にしっかりと刻まれているものでありますから、紫微垣の講義の中でそれを思い出せて魂が喜んでいるのでしょう。また、生きた時間を過ごしに、紫微垣においでください。

                                                                                           寺千代


前へ              次へ

TOP