2017年3月に声優としてCDデビューしました。現在、声優・朗読家として活躍中!!詳細は、下記をご参照ください。
NEW!「寸法師」6/20
季節ごとの詩や、朗読会でこれから読む物語などの一部を、ひと足先にお聴きいただけます。いいね!や
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拾(十)月の朗読会
~神無月(かんなづき)~
萩 はぎ |
萩は、細く枝垂れる枝に、白や赤紫の小さな花をたくさん咲かせます。 満開になると花の重みで枝がたわんでいるように見え、風にそよぐ姿は風情が あります。『万葉集』では、梅よりも桜よりも、この「萩」の花が、多く詠まれています。 |
尾花 おばな |
イネ科の多年草です。茅(かや)、萱(かや)とも呼ばれ、茅葺(かやぶき)屋根に 利用さ れてきました。また花穂の形から、尾花とも、呼ばれます。 ススキの白い穂は、花の集まりです。 秋が深まると、花は綿毛をつけた種子に 変わり 、風に乗って飛んでいきます。 お月見にお供えするススキの穂は、秋に収穫する稲穂に見立てて飾り始めたのだとか。お月様に供えた、ススキはその切り口が鋭いことから、邪気や災いなどから遠ざけると言われ、魔除けとして軒先や庭、田畑などに吊るしておくと良いのだそうです。 |
葛 くず |
身近な場所で見かける花で、山や野、街中の公園、空き地などに生息しています。薬用や食用に利用される傍ら、繁殖力が強く駆除が困難な雑草としても扱われています。 茎が非常に丈夫で、産毛のような細かい毛があり、他の植物に絡み付いて、数メートルにまで成長します。 花は、藤(フジ)を逆さにしたような形容をしていて、香りは、ぶどうジュースのような甘い香りがします。 根は、山芋のように、太く、土中に伸ばし、葛粉(くずこ)として使われます。昔は、大和国(奈良県)の国栖(くず)が葛粉の産地としてよく知られていたそうです。 同じ「葛」の字でも「かずら」と読めばつる植物の総称であり、「くず」と読めば葛という植物のことを指します。 |
撫子 なでしこ |
秋になると、淡紅色、または白色の、花びらの先が細かく分かれた優雅な花が咲きます。河原(かわら)撫子、大和(やまと)撫子など、すべてなでしこの一種です。 愛しきわが子を、いとしい子。 愛児。「撫でし子」とし、歌の中の掛け詞にすることが、多くあるようです。 日本女性の、か弱さの中に、凛とした強さがあること、奥ゆかしさ、あるいは 清らかさ、美しさをたたえて、大和なでしこと言います。 |
女郎花 おみなえし |
秋になると、淡紅色、または白色の、花びらの先が細かく分かれた優雅な花が咲きます。河原(かわら)撫子、大和(やまと)撫子など、すべてなでしこの一種です。 愛しき わが子を、いとしい子。 愛児。「撫でし子」とし、歌の中の掛け詞にすることが、多くあるようです。 日本女性の、か弱さの中に、凛とした強さがあること、奥ゆかしさ、あるいは清らかさ、美しさをたたえて、大和なでしこと言います。 。 |
藤袴 ふじばかま |
花の色は、藤色というよりも淡いピンクから白。つぼみの時は淡いピンクの粒がギュッと詰まったような見た目で、開花すると小さな花びらが広がって、白い花火のように見えます。別名、「蘭草」「香草」。 |
桔梗 ききょう (朝顔) |
秋になると、美しい青紫色または白色の、つりがね形で先が浅く五つに分かれた花が咲きます。根を干したものはせき止めの薬となります。 万葉集には、桔梗ではなく、「朝顔(あさがほ)」として、登場しますが、 私たちの良く知っている、ヒルガオ科の朝顔ではなく、この桔梗を指している ようです。 |
【秋の七草の覚え方】
萩(はぎ)の花
尾花(おばな) 葛花(くずはな)
撫子(なでしこ)の花
女郎花(おみなえし)
また 藤袴 (ふじばかま)
朝顔(あさがお)の花
山上憶良
やまのうえのおくら
私の朗読が初めての方、お聴きになってみてください。 これは、6/26に演じた『super一寸法師』(クラシック劇場)のイメージ録音です。ピアノは宮川久美さんのものではありません。舞台では、久美さんの書いた一寸法師のお話し(朗読:寺千代)に、久美さんの弾く幻想ポロネーズ(ショパン作曲)とが、競演しました。 (今回の登場人物は、10人+ナレーションです)
このお話し「シンデレラ」は、グリム童話やシャルル・ペローによって伝えられているものが多いですが、原作はさらに古い時代にさかのぼり、詳しくはわかっていません。
日本でも大変有名なお話しで、世代を超えて愛されている童話です。
今回は、寺千代とピアニストの宮川久美が、皆さんの記憶の中にあるシンデレラを大切に再現できるよう、その細部にまでこだわってシンデレラを語ってみました。
横須賀発。七色の声を持つ朗読家「寺千代」による、作品の読み上げ。
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日本民話シリーズボイスドラマ CD 第 35 弾!長野県民話原作
オリシジナル脚本『可愛いハリネズミ』
全国のTSUTAYA、タワーレコード、HMVで発売中。
CDの発売日は、2019年1月27日です。?
日本民話シリーズ制作委員会
http://zelfstandig.jp/JapaneseFolktale
◎僕は今回、『語り手』役です。
【「可愛いハリネズミ」のご購入】は、
1970年(昭和45年)
横須賀生まれ、横須賀育ち。
私の活動のひとつである、
CD『クラシック劇場』は、
クラシックピアニストであり、
妻である宮川久美との共演。
クラシック音楽と朗読の絶妙な
掛け合いをお楽しみください。
心洗われる大人のための朗読会 これまで取り上げた作品 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 1.一房の葡萄 有島 武郎(ありしま たけお)著 2.くちびるに歌をもて 山本有三 著 (特別無料朗読会:よこすか美容室にて) 3.虹の橋 野口 雨情(のぐちうじょう)著 4.秋空晴れて 吉田甲子太郎 著 5.山月記×2回 中島敦(なかじまあつし) 著 6.赤い電車 桜間中庸(さくらまちゅうよう)著 7.蜘蛛の糸 / 芥川龍之介 著 一本のわら / 楠山 正雄 著 8.蜜柑(みかん) 芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)著 9.夢の卵(ゆめのたまご) 豊島与志雄(としまよしお)著 10.魔法探し(まほうさがし) 豊島与志雄(としまよしお)著 11.時計のない村 小川未明(おがわみめい)著 12.月夜とめがね 小川未明(おがわみめい)著 13.海から来た使い 小川未明(おがわみめい)著 14.葉桜と魔笛 太宰 治(だざいおさむ)著 15.大和路・信濃路 浄瑠璃寺の春 堀辰雄(ほりたつお)著 16.蜘蛛の糸 / 芥川龍之介 著 一本のわら / 楠山 正雄 著 17.トロッコ / 芥川龍之介 著 18.初恋 / 島崎藤村 著 19.雨あがる / 山本周五郎 著 20.最後の授業 /アルフォンス・ドーデ 著 21.ハチ公物語 / 寺千代 著 22.竹取物語 / 和田萬吉 著 23.よだかの星 / 宮沢賢治 著 24.走れメロス / 太宰 治 著 25.アラビヤンナイト / 菊池 寛 著 26.赤いろうそくと人魚 /小川 未明 著 27.ヘンゼルとグレーテル /グリム童話 28.なめとこ山の熊 /宮沢賢治 著 29.忠臣蔵 寺坂吉右衛門 /寺坂浩一 編 30.古事記 / 太安万侶/稗田阿礼 著 31.雪女 / 小泉八雲 著 葬られたる秘密 / 小泉八雲 著 32.よだかの星/ほしめぐりの歌/ 烏の北斗七星 / 宮沢賢治 著 33.日本婦道記~梅咲きぬ~ /山本周五郎 著 34.30年後の東京 /海野 十三 著 35.『春風の吹く街 / 青い時計台』小川 未明 著 36.『千年後の世界』海野十三 著 37.『眠る森のお姫さま』 ペロー 著 38.『猫の事務所』宮沢賢治 著 39.『杜子春』芥川龍之介 著 40.『耳なし芳一の話』 小泉 八雲 著 41.『青ひげ』シャルル・ペロー著 42.『鼻』芥川龍之介 著 43.『夢十夜』夏目漱石 著 44.『セロ弾きのゴーシュ』 宮沢賢治 著 45.『高瀬舟』森鷗外 著 46.『羅生門』/『六の宮の姫君』 芥川龍之介 著 47.『どんぐりと山猫』宮沢賢治 著/『かえるの王様』グリム童話 48.『ツェねずみ』宮沢賢治著 『ブレーメンの音楽隊』グリム童話 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-* |