紫微垣(しびえん)
第2期第21回、第22回
2012.9.23(日)11:00〜、9.30(日)11:00〜
講義内容 「出来ないことはやってはいけない」
〜私が霊体験から学んだこと〜 立腰 3分間 素読 方丈記 第一段/秋の七草 講義 T出来ることと、出来ないこと 1.人には得手、不得手がある 2.ミニ手相講座〜あなたはどんなタイプか?〜 3.死ぬ気でやっても、本気を出しても出来ないものはやってはいけない U当時の霊体験から 1.初めての霊能者との出会い 2.霊媒に降りてきた女性の霊 3.師の言葉 V出来ないことはやってはいけない 1.知らないのに知ったかぶりをする者は、悪人である 2.本当はやってはいけないのに、やる者は、無免許運転と同様 W.「無理をするな」と「自己を鍛える」とを同時にクリアした魔法の言葉 1.演出家「横田和弘」師の言葉 X.あなたは聖職者になれるか? 1.出来ない目標は立ててはいけない 2.迷う勿れ!道は生まれた瞬間から決まっている! 〜歓談〜 |
塾生からの感想 「ずっと思い続けていれば、叶わない夢はない」 |
塾長の言葉 私が、霊体験を繰り返していたのは、20代の前半の頃でした。 人という存在を、一風変わった方向から見ざるを得なかったその頃の私は、誠意を持って尋ねた質問に対する大人たちの回答に対して、このように感想を持ちました。 「人は無責任だ」、と。 正しいことを教えたくれた大人は、極少数でした。 働くことや、生きることが「仕方ない」ことや、「みんながやっている」から、「それがあたりまえだから」といった回答に対して、私はなんの魅力も感じませんでした。 なぜ、やらなければならないのか? なぜ、努力が必要なのか? なぜ、働かなければならないのか? なぜ、結婚しなければならないのか? みんなが当たり前で、みんながそれを当然と考えていて、そうは思えない私と、そして決して、そうは出来ない当時の私の実人生のなかで、誰をも納得させる「私」の生き方を模索するのに、20代の頃の私は必死でしたし、さんざんぶつかりもしました。 ようやく、最近になって様々な自由な生き方が認められ始めました。 最近の若い皆さんは、これが当たり前のことではなく、先人たちが本当に長い時間をかけて、やっとそれが出来るような世界を創ってくれたことに、大いに感謝しなければなりません。 かつ、私の言う「自由」というのは、決して好き勝手なことをして、人に迷惑をかけていいということではありません。 「自由」とは、自分に由来すると書くように、すべて自分で選択しなければならない分、個人の責任や負担は、どんどん重くなっていくし、自由であるからこそ、他人の自由も尊重しなければならないのです。 悩んできた分、私には確固とした信念と、生きる意味と、私なりの明確な「人生」についての回答があります。 幸福に酔いしれても良し。 あくまでも、自分に厳しくストイックに生きるも良し。 占い師であった私は、皆さんにそうやって比較的自由な選択肢を提示し続けて、皆さんの意志を尊重し、たかだかの占いで皆さんの人生を縛り付けることがなかった分、ただひとつだけ、一人の人生の師として皆さんにようく覚えていて欲しいことがある。 出来ないことは絶対にやってはいけない。 そうでなければ、どんな道を進もうが、それはあなたの人生である。 あなたなりのやり方で、あなたの最終形態を大いに模索していただきたい。 寺千代 |