紫微垣(しびえん)
第10回、第11回
2011.12.4(日)10:30〜
2011.12.10(土)19:00〜
講義内容 限界を作らない方法 〜神道の世界〜 〜プロローグ〜 永遠なるものへの憧れ T与えられた寿命の中で何が出来るか 1.道教の不老不死 2.体内と森羅万象の循環 U偉大なる日本人の智恵 1.一陽来復 2.年末年始の行事 3.伊勢の式年遷宮について V限界を越える方法 1.子供から気がつかされたこと 2.恩師中西旭先生 3.自殺を思い止まらせたお話し W永遠の命を求めて 1.銀河鉄道999 2.永遠の命の解答〜荘子より〜 3.神道がもっとも優れているその理由 〜エピローグ〜 歓談 〜それぞれの想い〜 昔、おばさんが僕に言ってくれたことがある。 「人間には二種類いるの。コップの中に水が入っていて、『もうこれしかない』って思う人と、『まだこんなにある』って思う人と。中身は、おんなじ量の水なのに、考え方で全然違っちゃうの」と。 死を想う人。どうしていいか分からない人。誰も相手にしてくれない人。いっぱいいるはずだよね。 でも、可能を不可能にする方法がある。 それが神道なんだ。 単に欲望を叶えることが神道じゃあない。 いかに生きるかを説うているのが神道なんだ。 今回は、そのことを皆さんで学んでいきます。 |
塾生からの感想
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塾長の言葉 前回が仏教、今回が神道でした。 日本にどうして神道以外の宗教が入って来れたかといえば、それは、感じれども形がないからです。 神道には、教祖様がいません。聖典もありません。 それでも、日本人は神様を心から信じ、崇め、また、いつも近くに感じて、親しんで参りました。 この「親しむ」という感覚が、外国にはあまりないようです。 「日本の神様と、西洋の神様は違うのですか?」と質問がありました。 その時お応えした内容をこちらにも書いておきましょう。 西洋の神様が、日本に入って来たとき、バテレンたちもまた日本の神をGODと呼んでいたのです。しかし、しばらく経って、私達の神と、日本の神とは似て非なるものであると言って、GODという名前を取り下げてしまいました。 それはやはり、神は畏れの神であり、人と同じ目線に立って活動するなどということは考えられないというのが、西洋の神様ではないでしょうか? しかし、私達の中にある考え方は、根本的に八百万(やおよろず)という思想がありますから、これがダメなら次に行こうという、ある意味いい加減、というか、非常に明るい考え方を持っているのです。 それでいて、実に信心深い。 そんな国民だからこそ、しっかりと正しい知識を得なければ、神様や仏様も、またパワースポットや占いの使い方も、ただ妄信して、振り回されてしまいます。 紫微垣では、そこをしっかりと説いていますから、情報に振り回されてくたくたになってしまっている方は、どうぞいらっしゃい。いつでもお待ちしていますよ。 |