私塾 紫微垣

参月の暦(こよみ)

3月11日の暦(こよみ)

東日本大震災発生日(ひがしにほんだいしんさいはっせいび)3月11日は、みなさんで祈りましょう。

2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒(日本時間)、宮城県牡鹿半島の東南東沖130キロメートル、仙台市の東方沖70キロメートル沖の海底を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生した。地震の規模はマグニチュード 9.0。日本周辺における観測史上最大の地震。

この地震により、巨大な津波が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。
震災による死者・行方不明者は18,517人、建築物の全壊・半壊は合わせて40万0,151戸(公式発表、2014年(平成26年)3月10日時点)震災発生直後のピーク時においては避難者は40万人以上、停電世帯は800万戸以上、断水世帯は180万戸以上。日本政府は震災による直接的な被害額を16兆円から25兆円と試算。世界銀行の推計では、自然災害による経済損失額としては史上1位としている。
重ねて、地震から約1時間後、津波によって襲われた東京電力福島第一原子力発電所が、、全電源を喪失。原子炉を冷却できなったことにより、1号機・2号機・3号機で炉心溶融(メルトダウン)が発生。水素爆発により原子炉建屋が吹き飛び、大量の放射性物質の漏洩を伴う重大な原子力事故に発展した(→福島第一原子力発電所事故)。この事故は国際原子力事象評価尺度で最悪のレベル7、チェルノブイリ原子力発電所事故と同等に位置づけられた。周辺一帯の福島県住民の避難は長期化するとともに、2012年からは「帰還困難区域」「居住制限区域」も設定。





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