私塾 紫微垣
塾生からの手紙6

塾生からの手紙6

〜 占い鑑定ルームの思い出 〜


苦悩の日々を越えて

  このコーナーを書くにあたって、前回より半年の時間が経っていることを知りました。
 いえ…。このコーナーだけではありませんね。

 私にとって、この半年間はまさに苦悩の日々でありました。

 私の右手に大きく刻まれた障害線があることにより、この年、何かがあることはあらかじめ分かっていたのですが、このような形で出てくるとは思いもしませんでした。

 私が、辛うじて正気を保っていられたのは、妻と両親のおかげです。
 塾生の皆さんも、さすがに心配して連絡をくださったり、神社に連れて行ってくださったりしました。

 そして、祖霊たちとの交流、紫微垣をお守りくださっている八百万の神々様たちのお力がなかったら、この問題は、このように解決することはなかったでしょう。

 誰もが苦しかった。不思議と、塾生の皆々様もそれぞれが、みんな苦難を抱えていた時期でした。一人余裕のある人がいて、その人に頼り切るというようなことは、許されませんでした。
 
 例えるなら、深い谷にピンと張られたロープ、それは気の遠くなるほどの長さで、どこまで張られているかさえ判らない。どこにつながっているのかも判らない。渡り切るのに、最低、何ヶ月に相当することだけは判っているが、それを降りることも許されず、また、引き返すことも許されない。目に見えない絶対者による恐ろしい支配だけが、そこには、ある。ただひとつだけ、並行する何本かのロープが同時に張られていて、その上を、これまたなが〜いバランス棒を頼りに、みんなが励ましあい、助け合いながら行く事は出来る。しかしながら、一時も気を抜くことなど出来ない。何度もここから落ちてしまえば、楽になれるだろうかということを考える。でも、僕は死なないと約束をした。踏み外さずに、このロープの上を、まっすぐに、歩くことさえ出来れば、道は開ける、そのように励まされてきた。そして、やっと、ようやく、無事に渡り終えた。みんながくたくたになった。そして、年をとった。

 そのようななかにありながらも、度重なる、近親者の死があったり、罪悪感に打ちのめされたり、私は、真剣に祈らざるを得ない状況下に追い込まれていたし、それで祈りに祈り続けた結果が、まさにぴたりぴたりと数字によって出現し、誰も不幸になるものが無きよう、尊き配慮をいただきながら、その答えが現れてくる姿を見た時、私は、自ら運命を変えることが出来たことに気がついたのです。

 この時期に去って行かれた塾生の方もいます。
 塾生特典の、鑑定など、とても出来る状況ではありませんでした。

 しかしながら、今回いらしてくれた皆さんは、私とのささやかなメールのやりとりの中で自ら道を開いていった方ばかりでした。
 
 私はもう一度ここにいる皆さんと一緒に、紫微垣を復活させたいと思います。


 5月12日。副題を〜ザ・ラスト紫微垣〜とホワイトボードに記した講義を行いました。
 もちろん、塾生の方も言われているように、最後ということではない。けれど、たぶんこの場所での講義は最後になるのだろうなぁと思って開いた、私と塾生との決断を秘めた紫微垣の講義だったんですね。

 この場所は、私がこの半年間、死に物狂いで祈り続けた場所です。それは、決して悲壮感ではなく、救いと悟りと喜びに満ち溢れた気と想いに彩られた、今までに体験したことのなかった充実した時間でした。

 TOPページにもお書きしたように、私はこの2013年1月1日から、精神修養を始めております。そのご指導をしてくださる先生が、霊覚が開け、ご自分のお子さんをしっかりと成人させていらっしゃる初老の女性の先生です。

 その先生もいつも言ってらっしゃるのですが、私がこの先生より学びたいものは、霊能力ではありません。自分は、何を求めているのだろうと思った時に、それは「母性」だと気がついたんですね。

 人を導き、救う人間に最も必要なものは、忍耐力と、人を育み、育てる力なのだと、現代の女性にも、男性にも足りないものは、この母性なのだと気がついた時に、これこそが、私の半年間神様に祈り続けた答えだったのだと、瞬時にしてすべて理解出来ました。
 この講義は、今まで難しいと思われていた方にも、わかりやすく、またとても身近な議題であったため、本当に素敵な笑顔でいっぱいの紫微垣になったんです。

 マリア観音 〜今、母性が未来を作る〜の講義が行われた日は、奇しくも、母の日。
そして、Tさんが一生懸命に祈ってくださった18日は、かつてこの家に住んでいた私の祖母の命日でした。

 協議の結果、あと少ししたら、私たちはここを離れることになりました。

 紫微垣の前から、占い鑑定ルームに通っていらした方にも、この場所は、特別な場所だと思います。私はこの場所を出るときに、いつも以上にピカピカに部屋を磨いて、そうして出て行きたいと思っています。
 それがこの地に生まれ、この地で育み、この地で生きて来られたことに対する、私の誇りと、神仏に対する感謝の気持ちなのです。
 あたらしく、この場所と縁のある方に、どうぞ幸運が訪れますように。


                                   2013.5.26 寺千代

Hさんからのメール

 昨日は『Last 紫微垣』ありがとうございました。

 いつにも増して、中身の濃い講義だったと思います。

 初めて鑑定を受けた時から、昨日まで横須賀に通うなんて思ってもみませんでした。

 私の人生を変えるスタートだった紫微垣…たくさんの出会いを作ってくれた紫微垣


 
 横須賀駅を降りてからroomまでの20分の道のりは現実から逃げられる時間でした。
 次は、どの場所になるかはわかりませんが、紫微垣は紫微垣です。
 期待してます。
 楽しみです。

 これからの私の人生にも不安もありますが、楽しみたいと思います・・



 昨日の母の日は我が子3人からプレゼントをもらいました・

 成人してても…この子達の為に母としてWomanとして輝けるよう努力します!!


 先生もお身体だけはくれぐれ大切にして下さい

 『母性は忘れずに』

 昨日のティラミスはごめんなさい…失敗でした。。。
 ニュー紫微垣の開催時には、美味しいのをご賞味できるように頑張ります・・

 カリフォルニアロール…美味しかった
 小澤さんにも食させてあげて下さい(一個だけで良いから〜)。

 奥様によろしくお伝え下さい。


 写メありがとうございます!涙が出ちゃいました。


 次のご連絡を楽しみにお待ちしております

 ありがとうございました





                                    Hさん


Tさんからのメール

 返信遅くなってしまい申し訳ありません。
 紫微垣新聞昨日届きました。

 また、(ラストでは無いと思ってますが…)久々の紫微垣、新たな気持ちで心がしゃんとした清々しい気持ちで帰りました。

 あの場所での色々な事が思い出されて少し切ない気持ちになりましたが、それをはるかに上回る、何故かわくわくする期待感で一杯になりました。

 やっぱり紫微垣は終わることは無いと確信できる何かがありました。
 だから、、悲しくありません。



 今、観音様にお会いしてきました。

 18日の事、私からも観音様にお願いさせて頂きました。


 私の人生にを与えてくれた大切な物だから。

 沢山の人が助けられた場所だから。

 私だけでなく、皆が祈っています。

 大丈夫です!


 先生に教えて頂いたあげまんじゅう屋さんお休みでしたぁ …残念

 これから久々の美容院に行って綺麗になってきます

 有り難うございました!





                                    Hさん

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