Y先生からのお便り

Y先生は、同業の占い師の先生の中でも、数少ない私の理解者でいらした方です。

現在は、お客様から惜しまれつつも、廃業されてしまいましたが、ご自身の人生を踏まえて、お客様の事情を理解し、全身からほとばしる温かな圧倒的な言霊により、お客様を芯から元気に導いていかれた、今でも私が尊敬する先生です。

その先生から、メールをいただきました。同業の者でしか分からない、心の澱や傷を、見事に解きほぐしていただいたように思います。皆様の今後のご参考になればと思い、掲載のご許可をいただきましたので、ここにご紹介したいと思います。
         

           

寺千代様

 メールありがとうございました。今まで返信しなかったのは、大学の試験の邪魔をしたくなかったからです。今回の内容はシリアスなテーマなので、負担をかけたくなかったのです。直ぐに返信しなかった非礼をお詫び致します。m(_ _)m

 ホームページをじっくりと読ませていただきました。
 寺千代先生ほどの的中率をもってすれば、依存してしまう者がいるのもわかります。

 依存して生きる方が、楽なのです。
 自分の人生なのに、責任を押し付けることができるからです。

 占いに依存する事は、魂の救いにはなりません。
 考えることを放棄して、リスクを回避することを優先してしまうからです。よちよち歩きの赤ん坊が、転ぶことを恐れていては、歩けるようにはなりません。

 占いは足元を照らす懐中電灯のようなものです。
 単なる便利なツールのはずなのです。
 正しい使い方をするならば…。

 また、口当たりの良いことを聞かせて欲しいと望む人をどう扱うかは、私の究極のテーマでした。
 私が占いを諦めた原因でもあります。

 ただ背中を押して欲しい人には、何をアドバイスしても無駄なのかもしれません。

 ホームページを読みながら、身につまされて共感しながらも悲しい気持ちになりました。占い師とはなんて切ない存在なのでしょう。

 寺千代先生が、次のステージへステップアップしたことを、慎んでお喜び申し上げます。(^o^)/
 膨大な知識を眠らせておくのは、もったいないと思います。
 是非教えて頂きたいのですが、今の私には通うだけの体力がありません。

 〜 中略 〜

 私なりの考えを長々書かせて頂きましたが、初めてお会いした時から、変わることなく、尊敬しています。

 どうか思うがままに、貫いてください。

 主人も私も、応援しています。


                               Yより(^O^)