6、ズボンをずり下げてはくこと それぞれの国において崩壊して来ている。 モラルとは、何が正しくて、何が良くないことかということ。 そして、日本語で言えば、『礼節』がイコールモラルである。 私達は、戦後、自由経済の社会の名において大切なものを忘れて来てしまった。 それは、恥(はじ)という言葉である。 「格好良ければ、何をやっても良い」という獣のような風潮は、 かつて日本人が持っていた恥(はじ)を持ってしても、留まることをしなかった。 『ズボンをずり下げてはくこと』 これもそのうちのひとつ。 もちろん、ファッションについてとやかく言われたくないという方も おられることと思う。 そう、それが粋(いき)であるか、否かというものは、多分に人の感性をもって最終的に 決定されるものである。 しかし現代のように、何をもってその感性の正しいか否かを判断するには、 ただただ異論が飛び交うことであると思う。 しかしながら、とかく、私達日本人は、「誰々がやっているから〜」という、 実に主体性のない理由にとてつもなく弱い。 そしてそれ以上に、やっと恥(はじ)を実感する対象として、海外からの 指摘(特に西洋文化圏)が、今だ挙げられる。 ならば、こんなのはどうだ。
指摘され、主張し、戦うよりも前に、 分かりそうなものではある。 |