不思議なお話し


 私が家相の勉強をしていて気がついた「ある」お話し

  私がまだ、占いの勉強を必死になってやっていた頃のお話です。

  現在の
紫微垣(元、鑑定ルーム)は、私が二歳半まで両親とともに過ごしていた祖父母の家にあるお部屋だということは、機会あるごとにお話しさせていただきました。

  二年半前、久美さんと結婚するまで、私は両親のいる
実家におりましたが、皆さん、家相に関わらず占いを勉強される時には、必ずなさるように、常に身の回りの事柄から、もっとも興味のあることから、占いに照らし合わせてみます。
 
 私も、自分の住んでいる
その家(実家)を鑑定しました。

 玄関の位置、トイレの位置、神棚の位置。。

 ひとつひとつ、重ね合わせてみることで、感じるもの、思い当たる運勢というのは、多々ございました。



 さて、
「不思議なこと」というのは何かと申しますと、先ほどの実家の家相の次に、私は構えたばかりの『占い鑑定ルーム』の家相を、調べてみたのです。

 特に、現在三階にある、この部屋の家相を重点的に鑑定してみました。



 部屋の入り口は、「東北」より障子の戸を開いて入ります。

 突き当たったところには、いまこうして文字を書いているパソコンがあります。パソコンの壁を挟んだ隣の部屋は、この家でいちばん頑丈な倉庫となっています。

 北側には、私の愛蔵書たちが。

 また、部屋を出て廊下のすぐ脇には、お客様にお出しするお茶や、ちょっとした食べ物を入れる冷蔵庫があります…


 ここまで、図にして書き出してみた時点で、
驚くべきことが判りました。



 それはなんと、私の部屋と鑑定ルームの家相が、まるで一緒だったのです。


 私の部屋の家相は、こうです。

・入り口は、引き戸になっていて、東北より入る。
・突き当たったところには、パソコンではありませんが、テレビが置いてあり
 ました。壁はありませんが、その横は、家の中でいちばん頑丈な物置に
 なっています。
・北側には、私の愛蔵書たちが…
・部屋を入ったすぐ横の位置に、実家の冷蔵庫が置かれています(キッチ
 ンにほど近いので、先からこちらに置いてあるのです)

・さらに、私の実家の神棚が、これはもうほとんど私用に設けられた神ですので、私の部屋にありました。これが、北西側から東南に向けられて、祀られています…。


 紫微垣や、鑑定ルームに来られた方は、ぴんと来るかと思うのですが、
この位置に
神棚はありません

 現在、この部屋に神棚はなく、恐れ多くも、このパソコンの横に、三方や御札をお祀りさせていただいております。
 当初、鑑定ルームに神様をお祀りするつもりはなかったのですが、これはもう神様のほうからいらした、とでもいうべき経緯があって、今は所狭しと御札が並べられております。

 ところが、私は大切なことに気がつきました。

 北西側から、東南に向けられて祀られている神様があったのです。

 それは、鑑定ルームの中にはありません。


 実は…、

 紫微垣や鑑定ルームのある建物の、向かい側は、学生服の今関さんと不動産屋さんのビルがあり、その間のわき道が、真正面となります。

 そして、そのわき道がどこにつながっているかと申しますと…

 なんと産土の神様で在られます、
中里神社さんなのです。

 わき道と書きましたが、ここは、中里神社さんの参道です。


 東南には、この部屋のモチーフであります。カリモク社製の、緑色のソファが置かれています。
 ええ…。確かに私は、実家に居る時も、神棚のある西北に向けられた、東南に置かれた机に向かい、いつも椅子に座っていました。

 今度はお客様が、中里の神社の神様に向かって座ってくださいました。

「お客さんは、私ではなく、神様に向かって座っているんですよ」

 いつもそんな話をしていた記憶があります。


 ふたつの違った場所で、
 しかも両方とも私の出生に縁のある場所で、
 おなじようなパターンの生活をしていたことに、
 不思議な
運命のいたずらを感じたのです。



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