不思議なお話し


 塾生の方の引越しにまつわるお話し〜 その1 〜


  いまはご夫婦となられた、お二人がはじめて鑑定ルームを訪れたのは、今から二年前の12月のことでした。

 初めは、彼のほうが、お仕事のことで鑑定にいらして、これから出すお店の時期や、方位やその他様々なことをアドバイスさせていただきました。
  それからしばらくして、彼女さんのほうも、ぜひ会ってお話ししたいとのことで、あの頃鑑定をさせていただき、そのまま紫微垣をOPENしてからも通い続けてくださっているので、もう長いお付き合いになります。



 お二人はその後ご結婚されて、新居をこの横須賀に設けられたのですが、その引越しの鑑定を、私は再び依頼されました。


  それぞれ別々の所に生活されていた方が、縁あって同居される場合、当然のことながら、お二人分の時期と方位を出さなければなりません。

  俗に申し上げる「吉方位」なるものは、なかなか出てこないことがふつうで、ましてや、お二人の時期と方角を合わせようとするならば、絶対に避けなければならない時間と場所を選ぶことが精一杯で、運が自然と開いていく「大吉方」はよほどの運がなければ、めぐりめぐっては参りません。



  お二人は、お二人の運を開くために、かなり苦労されて、時期と場所を吟味されました。限られた選択肢の中で、私もお二人の前途が開けるよう、最良の解答をお出ししました。
 
  その後、ご主人は、色々な方とお会いして、業務を広げるよう努力されていました。


  不思議なお話しは、ここからです。


  彼が、ある郵便局の局長さんと、お話ししていた時、なぜかふいに引越したばかりの、彼のお家の話になったそうです。

「あなたは、どこに住んでいるの?」

「私は、○○のバス停から道を入って、少し奥に行ったところなんですよ」

「あれ?それって、○○町じゃない?」

「そうです。なかなかわかりづらい所なんですよね」

「○○のどこらへん?○○ってお家あるでしょ?あの辺りかな?」

「え?私、○○のお家のすぐ向いの家ですよ。よく細かいところまでご存知ですね」そう言って彼は、関心したそうです。

すると、
「Yさん!そこは、以前、私が以前、家族と住んでいた家なんですよ!」

これには、Yさんもびっくりしてしまったと言うことです。



  こんな時、私は、縁の不思議さにいつも驚かされます。


戻る


TOP